〇第8:五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)
 たくさんの弟子たちが授記される章ですが、この品の中心をなすのは、きょう陳如が説いた <衣裏けい珠の譬え>です。この譬えにこめられた意味は、「われわれ人間の本質は、久遠本仏と 一体の、自由自在ないのち(仏性)なのだが、その尊い真実(着物の裏に素晴らしい宝石を持って いること)を知らないために、苦の人生をさまよい続けているのだ、だから、救われるのは何も むずかしいことではない。自分の本質が仏性であること、つまり、初めから救われていることを自覚 しさえすればいいのだ」という教えであります。

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